通勤時間を快適に。

たかが通勤、されど通勤

無視できない通勤時間と幸福度の関係とは?

通勤時間と幸福度には明確な関係があることが、さまざまな統計で分かっています。
ニッセイ基礎研究所では幸福度と通勤時間の相関性を調査し、片道の通勤時間が10分以内だとより幸福度が高くなる一方それ以上かかると幸福度は落ちることが分かっています。
通勤時間が90分以上となると、明らかに幸福度が下がってしまうのです。
通勤によるストレスというのは無視できないものといえます。

このように、通勤時間が長くなるとよりストレスが加わるようになり、幸福感が減少してしまうということが分かります。
こうした関係性は日本人だけでなく、世界各国の働く人に共通していることです。
イギリスにある国家統計局という機関が行った調査では、毎回通勤時間が1時間以上かかる人においては、通勤時間が1分増えるたびに幸福度もそれに伴って下がるとの結果が出ています。
さらに、通勤時間が20分長くなることで、仕事から得られる給料が19パーセント減るのと同じくらいのネガティブな感情になるという統計も出ています。

とはいえ、こうした結果にはさまざまな要素が絡み合っていることも考える必要があります。
同じ通勤時間でも、非常に混雑している満員電車で来る人と、空いている道路を自分で自動車を運転して来る人ではストレスを感じる度合いが違うはずです。
もちろん、可能であれば通勤時間を短くできれば良いですが、そうできない場合でも、よりストレスのたまらない方法を考えることで日々の生活を幸福にできるでしょう。
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