通勤時間を快適に。

たかが通勤、されど通勤

理想の通勤時間はどれぐらい?

毎日の通勤は生活に大きく影響するため、通勤時間を考慮して住む場所を決めたり、逆に住む場所に合わせた転職先を探します。
そんな通勤時間は、どれぐらいが理想的なのでしょうか。
平成28年総務省統計局による社会生活基本調査では、全国平均の通勤通学の平均時間は往復で1時間19分です。
片道40分程度が平均的ですが、通勤方法によってはたとえ平均の通勤時間でも不満度は変わります。
電車で1本だけど通勤時間が40分かかるか、乗り換えが何度もある40分か。
または駅まで徒歩20分を含めた40分の通勤時間では、通勤内容に大きな差がでてきます。
車で40分でも信号の多い都会であるのか、信号の少ない農道を距離進むのかでも、ガソリン代や運転中のストレス度も変わってきます。
そのため、平均時間や近い通勤時間というだけで、理想的な通勤時間とするのは難しいでしょう。

職場が近くて5分以内でも、家の目の前が職場では、プライベートと仕事の切り替えもしにくく感じる場合もあります。
そのため、近ければ近いほど理想的であるとも考えにくいのです。
住居を探すときは、職場までの通勤時間だけではなく、通勤方法も考慮して探すようにしましょう。
一日に出ているバスや電車の本数、駐車場や駐輪場の設備の有無、駅やバス停までの距離など、総合した内容で自分の生活リズムに合った通勤時間を確保できることが、理想の通勤時間であるといえます。
また、たとえ長い通勤時間であったとしても、その時間を有効に利用できれば、それもまた自分にとっては理想の通勤時間であると考えられます。